武市賢太郎ブログ
少しブログの更新が滞っておりました。
近ごろは、サティラヘアー小田原店の移転の準備に忙殺されています。工事は順調に進んでおりますが、11月12日のオープンまでは雑務が多く、ちょこちょこ休まなければならないこともありますのでご了承ください。
先日そんな合間を縫って、オペラ「魔笛」を鑑賞。(ポーランドワルシャワ室内歌劇場オペラ)
モーツァルトの作品です。モーツァルトは35歳という短い生涯で900曲以上を作曲しましたが、この魔笛が彼の最後の作品です。オペラでは「フィガロの結婚」と並びとてもメジャーなもの。200年以上変わらず愛されている舞台芸術です。「夜の女王のアリア」などの歌曲はとても有名なので知ってる方も多いと思いますが、僕自身オペラの鑑賞ははじめてでした。ミュージカルやオペレッタの鑑賞は何度もありましたが、オペラは少し敷居が高い気がして敬遠していたんです。しかし実際に鑑賞してみると、歌だけでなく作品自体がとても親しみが持てる内容でした。魔笛は基本的におとぎ話ですが、人間の様々な心理をとても巧みに、それでいてわかりやすく表現していて関心しました。さらに、フリーメイソンだった彼の作品らしく、どこか儀式的で、ところどころ隠喩に満ちて、なんだか教訓的な感じもしました。
兎にも角にもすごく魅力的な作品なので、機会があらば、是非ご鑑賞ください。
ただ少し迫力に欠けたので、これくらい迫力のある夜の女王が見てみたい。(2分10秒から歌が始まります)
ところで芸術家というものは、美しい作品の創造には何かしらの反動がともなうものなのでしょうか?美しい花にも根っこが必要なように。
モーツァルトは音楽はどれもとても美しいですが、下ネタが大好きでした。
チャイコフスキーも数々の素晴らしい作品を残した反面、近親相姦のゲイでした。
ベートーヴェンは歴史に残る偉大な人物ですが、女遊びが過ぎた結果、梅毒になり耳が聞こえなくなりました。
美容師の仕事も芸術性が求められる仕事です。反動には気をつけなければ。
最後にモーツァルトの歌曲「俺の尻を舐めろ」を紹介します。とても素敵な歌です。
Leck mich im Arsch!
Lasst uns froh sein!
Murren ist vergebens!
Knurren, Brummen ist vergebens,
ist das wahre Kreuz des Lebens.
Drum lasst uns froh und fröhlich sein!
Leck mich im Arsch!
俺の尻をなめろ
陽気にいこう
文句をいってもしかたがない
ブツブツ不平を言ってもしかたがない
本当に悩みの種だ
だから陽気に楽しく行こう
俺の尻をなめろ
サティラヘアー
武市賢太郎